「長谷邦夫講演会「ギャグマンガクロニクル」」
http://www.kyotomm.jp/event/evt/gagmangachronicle.php
に参加して来ました。
珍しく会場は3階の定員50名の部屋。
1階は250名規模の部屋で中間の部屋が無いとかスタッフがおっしゃってたなぁ。
※知らない人の為に※
長谷邦夫(ながたにくにお)さんとは?
自身も漫画家でありデビュー前から特に赤塚不二夫さん、石森章太郎さん(後の石ノ森章太郎さん)と交流が深かった。
後に赤塚不二夫さんのフジオ・プロに参加しブレーンとして作品制作に長く関わる事になった。
会場の観客は明らかに身内みたいな人ばかりでした。(京都精華大のマンガ学部関連の人々など)
司会進行は米澤記念館(?)のチーフでもある斎藤宣彦さんが担当されトークは進められて行きました。
まずは長谷さんの生い立ちから、どのようにマンガに触れ投稿者になり漫画家を目指すようになったのかを聞いてゆき、赤塚、石森との出会い、自身の漫画家活動、フジオ・プロへの参加から離脱、そして現在に至るまでを予定の2時間を越えて一部、赤裸々にお話されていました。
長谷さんの作品、特に今回のテーマにもなっているギャグ系・パロディ系は読んだ事無いので(存在は知ってた)既読であればもっとお話を楽しめたのかも知れないなぁ、とちょっと後悔。
それでも貸本時代に出版社の社長をだまくらかして戦記物と見せかけてSF作品描いたとかって話は開場中(ご本人も)大受けだったなー。
※ページ数のチェックはしても内容までは見る事が少なかったよう。
他にも「天才バカボン」引き抜き事件に関して、酔った勢いで言った事を武井記者が間に受けた、とか、えぇ!?っと思うような事が多く語られました。
その他箇条書き。
・古くからの親友の為自身の著書の中で赤塚と石森(もしくは小野寺)は敬称略。
・その昔は3本立てや2本立ての映画をハシゴし年間350本ほど映画を観ていた。
・赤塚不二夫名義で「ニャロメの◯◯シリーズ」を刊行。
・赤塚不二夫は「牛乳とコーヒーと割り算は苦手」。
・ココロのボスは赤塚が飲み屋で出会った中小企業の社長がモデル。実際に「…のココロ」としゃべっていたらしい。
・『天才バカボン』の実物大マンガは長谷さんのアイデア。
・実物大マンガは、旅行行くのに時間が無いからいかに描かないで済ませるか、から生まれた。
・でも普段連載時のコマ数を数えそれと同じコマ数にはなるように計算して描かかれている。
・当時の編集者がいなければ絶対に出来なかったマンガ。
・電話で失礼な態度の編集者に対し「俺は赤塚だバカヤロー!」と怒鳴った。
・実際にマンガ制作時のネタ出しは自身も赤塚である気持ちで取り組んでいた。
などなど。
中にはその内容からオフレコトークであろうものまで。
現在は自伝を執筆されているそうな、そちらも楽しみではあるが、まずはパロディマンガを読んでみたいな、と思いました。


ホント、濃いメンバーで、しゃべりがいが
ありました。
斎藤氏には、ずいぶん大昔、宝島社で
出会ったはず。今回、ミュージアム
担当さんに、探していただきました。
再会出来て、うれしかったですよ。
現在、『桜三月散歩道〜長谷邦夫自叙伝』の
再校を待っております。
『パロディ漫画大全』を出してくれた
水声社からの発注、発売です。
順調に作業が進めば、年内刊行!
ちょい高い値段になってしまうと思いますが、どうぞよろしく!
ユニークなクロニクルが、書けたと
自信を持って言えそうです。
まさかご本人様の書き込みがあろうとは!?
後追いではありますがこれから作品を楽しませて頂きます。
現在執筆中です。5〜6年ぶりのマンガ執筆
となります。
テーマは「トキワ荘」。
でも、パロディ!
さあ、どうなりますか。
クロニクルは
長谷邦夫『桜三月散歩道〜あるマンガ家の自伝』となるようです。
「念校」にて、編集担当氏からの提案。
OKしました。
多くの方が描いておられる(はず)「トキワ荘パロディ」。
どんな風になるのか心待ちにしております。